テニスが強くなる/強くなるための工夫・予測力と観察力を鍛えて、最適な判断をする

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上手くなる、強くなるためには…
『客観的で最適な判断をするために予測力を鍛えること』
『データ化して、ゲームパターンや相手の癖を見抜くこと』

こんにちは。いのうえです。

今回はテニスが上手くなる/強くなるための工夫についてお話ししていきます。
是非ご参考にして下さい。

⭐️はじめに

上手くプレーができないとすぐにフォームが悪いと判断し、フォームに執着しすぎてしまうプレーヤーは多いのではないでしょうか。

「フォームの正解を導けば、上手くなる」

これは僕自身が思っていたことでした。
もちろん、フォームで改善されることや問題が解決することもあります。

しかし、忘れてはいけないのはテニスは対人競技だということです。
なので、正解や答えは決まっていません。

つまり、フォームよりも先行したいのが最適な判断は何なのかを考えることです。

そのためには

予測力」と「観察力

が必要です。

⭐️予測をする前に打つな

当てずっぽうでも良いので、相手がどんな場所にどんなスピードで打ってくるかを予測をしてみましょう。

予測が外れた場合には、どうするか。
それは、その都度対応するだけです。

「ロブを上げる」「スライスで返す」

アマチュアでは、少し甘くなったり、ロブで返すことは、不利になることが少ないです。

「こっちに来そうだな」

という当てずっぽうでいいので予測をしましょう。

予測を繰り返すことで、自分や対戦相手を客観的に判断する経験値を上がり、更に予測力が高くなります。

例えば

「ボールを落として打つ癖があるからセンター付近に打ってくるだろう」
「サービスでは、トスが右側に上がるからワイド方向にくるだろう」

このように、経験値から予測力が鍛えられてきます。
なので、上手くなりたい!強くなりたい!のであれば

予測する前に打つな!

ということです。

少しずつ経験を積み重ねながら、予測力を鍛えていくことで「これだ!」を導き出していくことが重要だと思うのです。

⭐️極端な例を考える

テニスは対人競技なので、自分を知り、対戦相手を見る力「観察力」が必要になります。

自分、そして対戦相手の良いところ悪いところを客観的に判断するために極端な例を考えてみることをオススメします。

あなたにとって、完全勝利とは?どんな勝利でしょうか。

例えば

・ストロークでは、相手に主導権を与えず、数多く甘いボールを打たせた。
・球威のあるサービスでブレークポイントを与えなかった。
・どんなサービスにも対応して、リターンの返球率が非常に高かった。

ファーストサーブの確率が高く、セカンドサーブでもサービスポイントが取れる。
相手のファーストサーブに対して、リターンをしっかり返し、相手にプレッシャーを与えた。
ストロークでは常に主導権を握ることができた。

あなたにとって、完全敗北とは?どんな敗北でしょうか?

例えば

・攻め続けられて、ボコボコにやられた。
・サービスが全く入らずに、一度もサービスキープできなかった。
・リターンを返すことができなかった。

サーブも入らない。
ダブルフォルトも多く、リターンも返らない。
ストロークはミスが多い上に、返っても打ち込まれる。
全て上手くいかない、、

このように、完全勝利と完全敗北の両極端をイメージして頭に入れておく。
そこから少しだけプラスマイナスをすることで、おおまかなゲームパターンをイメージすることができます。

例えば、、

ファーストサービスは、6割くらい入っている。
ファーストサービスが入った時には、8割くらいポイントが取れている。

なので、サービスキープができている。

相手のサービスは球威があって、リターンの返球率は5割。
ブレークができていない。

ストローク戦になると、7割くらいポイントが取れている。

ポイント率
✅相手
サービス  高い
ストローク 低い
リターン  低い

✅自分
サービス  高い
ストローク 高い
リターン  低い

であれば、

とにかくリターンを返し、ストローク戦に持ち込むこと

しかし予測できることは…

相手は積極的にネットに出てくる可能性大。
リターンの返球率を考えてくる、変えてくる可能性大。

このように、データ化(数値化)することで観察力を鍛えることができます。

テニスは6割のポイントを取れば勝てる。と言われています。
1つのポイントで起こったことに執着しすぎない。

すべてのポイントを取らなくてもいいのです。
全体像をイメージすることが重要です。

しかし、試合中にデータ化することは非常に難易度が高いです。
では、具体的に何をすれば良いのか。

それは

ゲームを動画にしてデータ化(数値化)することです。

・自分と相手のデータ化
・アンフォーストエラー
・ストローク戦でのポイント率
・ファーストサーブの確率
・ダブルフォルト
・リターンの返球率
・ブレーク数
・ブレークポイント数
・総合ポイント

データ化することで、課題や自分のゲームパターン、相手の癖や癖の見分け方が見えてきます。
そして、予測力と同様に繰り返し経験をすることで鍛えられます。

ですが、頻繁に試合に出ることが難しかったり、ゲームを動画に残すことができない方も多いと思います。
そのような方には、他人のゲームから模擬体験するように学ぶことで予測力と観察力を鍛えることをオススメします。

今は、アマチュアからプロのゲームがユーチューブなどで数多くあります。
是非、模擬体験をしてみてはいかかでしょうか。

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一人でも多くの方が健康で最高のテニスライフを過ごせる事を願っております。
記事:井上馨