スピン系・フラット系ガットの違いを解説|選び方と代表ガット12選

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こんにちは。いのうえです。

「スピン系ガットとフラット系ガット、何が違うの?」

ガット選びに悩んでいる方から、よくこんな質問をいただきます。

ラケットを変えなくても、ガットを変えるだけで打感・ボールの質・プレースタイルが大きく変わります。

ただ、「多角形=スピン系」「丸型=フラット系」と単純に決まるわけではありません。断面形状はあくまで一つの要素で、素材の硬さ・表面加工・テンションなど複合的な要因でボールの質は変わります。

本記事では、スピン系・フラットドライブ系(スピン・フラット対応)・フラット系の3つに分けて、それぞれの特徴と代表的なガットを分かりやすく解説します。

ぜひ参考にしてください。


■ まず知っておきたい|
断面形状だけでは決まらない

よく「多角形=スピン系、丸型=フラット系」と言われますが、実際はそう単純ではありません。

例えば、RPMブラストやマッハ10は多角形断面ですが、弾きが強く低弾道でも打ちやすいガットです。一方でアルパワーは丸型ですが、食いつきが強く弾道の調整がしやすいフラットドライブ系のガットです。

大切なのは断面形状だけでなく、

「打ったときにボールがどう飛ぶか」

をイメージしてガットを選ぶことです。


■ 3タイプ別|特徴と代表ガット

① スピン系
回転で押し込む・高弾道で収める

スピンがかかりやすく、高弾道で落としやすいガット。
強く振るほどメリットが出やすく、収まりの良さが特徴です。
掴む・乗せる打感で、ボールを運ぶようなイメージです。

特徴内容
打球感掴む・乗せる・球持ち長め
弾道高め・落ちやすい
トップスピン
フラットドライブ
ボールスピード

代表ガット例

ブランドガット名断面特徴こんな人に
BabolatRPMブラスト8角形ショットスピードとキレが売り。フラットドライブの伸びも出やすく、攻撃的にガンガン打ちたい方に
SOLINCOハイパーG5角形振るほど引っ掛かり感が増す抜群のスピン性能。
威力よりもコントロール重視でじっくりラリーしたい方に
Tecnifibre4S4角形引っ掛かり最強・クセが強めの最強スピンガット。しっかり振り抜いて高弾道で攻めたいスピナーに
HEADリンクスツアー6角形粘り気のある重めの打球感でホールド感◎。操作しやすいスピン性能でじっくりラリーしたいハードヒッター・ネットプレーヤーに

👉 強く振っても収まる安心感が欲しい・スピンで押し込みたい人はスピン系がおすすめ



② フラットドライブ系(スピン・フラット対応)
スピンもフラットも使いやすい万能タイプ

スピンとフラットのどちらも対応できるタイプ。
多角形でも弾きが良いもの、丸型でも弾道調整しやすいものが該当します。
オールラウンドに使いやすく、プレースタイルを問いません。

特徴内容
打球感弾きと球持ちのバランスが良い
弾道中弾道・調整しやすい
トップスピン
フラットドライブ
ボールスピード

代表ガット例

ブランドガット名断面特徴こんな人に
YONEXポリツアーレブ8角形欠点が少なく扱いやすいバランス型。ボレー性能が非常に高く、オールラウンドにプレーしたい方に
SOLINCOマッハ105角形多角形だがフラットドライブの伸びも優秀な万能ガットパワーアシスト◎ショットスピードとキレを求める方に
LUXILONアルパワー円形丸型だが食いつきが強く弾道調整しやすい。
プロ使用率も高い
コントロールとパワーが両立。表現のしやすさを求める方に
HEADホークタッチ円形弾道の調整がしやすい扱いやすいコントロール系。ショットスピードより安定感とプレースメントを重視する方に

👉 スピンもフラットも使いたい・まず何を張ればいいか迷っている人はフラットドライブ系がおすすめ


③ フラット系|弾き・ノビ・打ち応え・低弾道で攻める

引っかかりが少なく素直に弾いてくれるガット。
フラットドライブのスピードとノビが出やすく、低弾道で伸びるボールが打ちやすいです。叩いた分だけ球が走る打ち応えが特徴です。

特徴内容
打球感弾く・打ち応えあり・球持ち短め
弾道低め・ノビやすい
トップスピン
フラットドライブ
ボールスピード

代表ガット例

ブランドガット名断面特徴こんな人に
YONEXポリツアーフォース円形ノビ◎
ハードヒッター向けガット。
低弾道のフラットドライブでボールを押し込みたいパワー系プレーヤーに
SOLINCOハイパーGラウンド円形パワーアシスト高めで低弾道・ショットスピードとノビが出やすい。スピード・回転・緩急をバランスよく使い分けたい方に
Tecnifibreレーザーコード円形弾道調整がしやすいハードヒッター向けの表現力が高いガット。フラット気味の速攻とスピンドライブを両立したい方に
GOSENGツアー1円形コシのある弾きと打ち応えが特徴の上級者向けガット。威力とコントロールを両立させたいスイングに自信のある方に

👉 フラットでスピードとノビを出したい・低弾道で打ち込みたい人はフラット系がおすすめ





■ まとめ|3タイプの違い

スピン系フラットドライブ系
(スピン・フラット対応)
フラット系
打球感掴む・乗せる弾きと球持ちの
バランス型
弾く・ノビ・打ち応えあり
弾道高め・落ちやすい中弾道・調整しやすい低め
トップスピン
フラットドライブ
ボールスピード
向くスタイルスピン主体・安定重視オールラウンドフラット攻撃・スピード重視

👉「スピンで押し込みたい・収めたい → 
スピン系(RPMブラスト・ハイパーG・4S・リンクスツアーなど)」

👉「どちらも使いたい・迷ったら → 
フラットドライブ系(ポリツアーレブ・マッハ10・アルパワー、ホークタッチなど)」

👉「フラットのノビとスピードで攻めたい →
 フラット系(ポリツアーフォース・ハイパーGラウンド・レーザーコード・Gツアー1など)」

「多角形だからスピン系、丸型だからフラット系」とは一概に言えません。実際に打ったときのボールの質・弾道・打感で選ぶことが大切です。迷ったときはまずフラットドライブ系から試してみて、物足りなさを感じたらスピン系・フラット系へ移行するのがおすすめです。


最後まで、ご覧いただき、ありがとうございます!一人でも多くの方が健康で最高のテニスライフを過ごせる事を願っております。


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