こんにちは。いのうえです。
今回は『ファイヤーストーム(SIGNUM PRO)』について説明・評価・インプレしていきます!
✅本記事の信頼性
⭐️19歳からテニスコーチをはじめ、デ杯[男子国別対抗戦]直前に実施される男子日本代表合宿に、過去数度参加経験のあるコーチから学んだスキルや技術を生かし、数多くのレッスンを担当経験。25歳からテニス専門店で道具を学び、一人一人お客様に合った商品を提供。
⭐️ 説明
メーカー | SIGNUM PRO |
素材 | ポリエステル、ハイテク素材 |
構造・断面 | 8角形 |
ゲージ種類 | 1.20mm/1.25mm/1.30mm |
カラー | ゴールドメタリック |
定価価格 | ¥2,750 税込(単張り) |
⭐️評価 ポリエステルストリングとしての性能
ファイヤーストーム 1.25mm
評価基準
×→0点
△→1点
○→2点
◎→2.5点
MAX 各10点/総合計 50点(満点)
★1 0〜2点
★2 2.5〜4点
★3 4.5〜6点
★4 6.5〜8点
★5 8.5〜10点
反発力 4/10点
★★☆☆☆ 2
- 飛び△
- 弾き△
- ノビ◯
- アシスト×
”収まりの良い反発力”
安心してハードヒット出来る低めの反発力。
球離れが遅く弾き感は低いので、押していける感覚が欲しい方にオススメ。
また、厚く当てた時のスピードは出にくいが、ボールのノビには期待出来ます。
反発アシストは期待出来ないので、ボールを飛ばしたい方には不向きです。
打球感 8.5/10点
★★★★★ 5
- ホールド感/球持ち◎
- 打ち応え○
- 振動吸収性○
- テンション維持◯
”柔らかく重めの打球感”
ホールド感を長く感じるため、重いと感じやすい。
打ちごたえがあるというよりは、球持ちが良い印象が強かったです。
ショットスピードよりもコントロールを求める方にオススメ。
スピン性能 4.5/10点
★★★☆☆ 3
- 引っ掛かり×
- トップスピン×
- フラットドライブ○
- スライス◎
”低めの弾道でフラットドライブ系スピン性能”
引っ掛かり感が低く、弾道は上がりにくかったです。
低弾道でフラットドライブ系に打ち込む方にオススメ。
なので、ネット近くにいる相手の足元に落とすようなショットはコントロールしやすかったです。
スライスショットは乗りが良く、非常にコントロールしやすく好印象でした。
サーブ 6/10点
★★★☆☆ 3
- フラット△
- スライス◯
- スピン◯
- ショットスピード△
”コントロール性の高いサーブ”
ショットスピードは期待出来ませんが、非常にコントロールしやすかったです。
どちらかというと、相手の嫌なところに回転系でコースにコントロールしていくプレイヤー向け。
ボレー 8.5/10点
★★★★★ 5
- 決定力(スイング)◯
- タッチ(コントロール)◎
- パンチ力(弾き)◯
- アシスト(当てる)◯
”タッチの良いボレー”
ホールド感が高く、タッチ系のフィーリングは抜群に良かったです。
また、弾きも悪くないので、強く打っても良し。回転をかけても良しの高性能な印象を受けました。
ネットプレー、ダブルスプレーヤーなど、ボレー性能を求める方にオススメ。
総合計 31.5/50点
良かった点
・ボレーの感覚が非常に良く、コントロールしやすかった。
・スライスショット(ストローク)の乗りが良く、コントロールしやすかった。
・弾道は低めだが、コーナーに打ち分けやすかった。
・スピードはなくても、浅いボールの処理では、エースが取りやすい。
・相手の球の勢いを利用すれば、威力のあるスピードボールが打てる→リターンでは攻撃的に攻めれる。
デメリット
- 反発力(アシスト)は控えめ
- 引っ掛かり感が低く、弾道は上がりにくい。
- 弾き感が低く、スピードは出にくい。
⭐️おすすめしたいプレーヤー
プレースメント重視
ストロークでは、スライスショットを多く使う
サーブandボレーヤー・ネットプレイヤー
ダブルスプレイヤー
弾道低めのフラットドライブ系
柔らかいポリが良い
グリップ薄めのフラット系プレイヤー
相手のボールの勢いを利用したい
こんなプレーヤーにおすすめのストリングになります(^^)
是非お試し下さい!!
☑️個人的に合うだろうなと思うトッププロ選手
・ジル・シモン
・ヒューイット
・フェリシアーノ・ロペス
・ミーシャ・ズべレフ
・マッケンロー
・杉田祐一
合わせて読みたい
SIGNUM PROのストリング インプレ
・ハイペリオン
https://blp-blog.com/signum-pro03/
・ポラリス
https://blp-blog.com/signum-pro02-2/
・トルネード
https://blp-blog.com/signum-pro04-2/
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございます!
一人でも多くの方が健康で最高のテニスライフを過ごせる事を願っております。
記事:井上馨