サービスゲームのキープ率を上げる/試合に勝つための工夫/テニスサーブコツ

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こんにちは。いのうえです。

今回は

サービスゲームをキープ率を上げる方法

と題して、重要な考え方をご紹介していきたいと思います。

ぜひご参考にして下さい。

サービスゲームのキープ率が低い、上げたい。
ポイントは取れるけど、ゲームが取れない。

そんなお悩みを解決していきます!!

⭐️はじめに

結論

今、何が起きているのか』をしっかりと把握して正しい判断をすること

⭐️正しい判断とは

例えば、、、

ゲームの1ポイント目で、いきなりダブルフォルトをしてしまった場合

次のポイントでの、1stサーブはどちらの選択をしますか?

①リスクの高いショットを選択
・角を狙ったサーブ
・フラット系のスピードのあるサーブ

②確率の高いショットを選択
・ボディ気味を狙ったサーブ
・回転量のあるスピードを抑えたサーブ

1ポイント目でいきなりダブルフォルトをして動揺したり、オンコートで実際にプレーをしていると、つい①の選択をしてしまいがち。

状況に寄って変わりますが、流れの意識が高いプレーヤーは②の選択をする人が多いと思います。

では常に、冷静で正しく判断や正しい選択をするためには、どうすれば良いのか。

答えは

今、何が起きているのか』をしっかりと把握することです。

つまり
ゲームの中で、しっかりと分析をして、ゲームの流れを感じることが重要です。

✅コーチング

ーーーー相手のサービスをブレークすることはできるのですが、サービスゲームのキープ率が良くないので、勝ち切れないことが多いんです。どうすれば良いですか?

そうですね。サービスゲームでは、正しい選択ができていないのかもしれませんね。
ちなみに、サービスゲームの中で考えていることって何ですか?

ーーーーとにかく、サーブを打ちたいコースに打ちたい球種で入れることですかね、、

大事なことですね。打ちたいコースに入りました。
では、その後はどうでしょう。

ーーーーサービスポイントになるかラリー戦になるか、、ですか?

そうです。サービスポイントを取れているか、ラリー戦になるかというのが非常に重要なところなので、その2点に着目することで『今、何が起きているのか』を把握することができます。
すると、ゲームの流れを感じることができるので、正しい選択ができてきますよ。

ーーーーなるほど。とにかく自分が打ちたいコースや球種のことばかりを考えていました。
つまり、相手に効果的ではない選択をしていたのかもしれないです。

はい。そこで工夫や変化を入れることができれば、また少し変わってきますね。

段階的に考える

サービスゲームをキープするためには『何をするべきなのか』を理解するために、1ゲームの中が、どのようなポイントになっているのかを把握する必要があります。

①3ポイント以上、サービスポイントorエースを取れている。

②1ポイントだけ、サービスポイントorエースを取れている。

③サービスポイントはなく、全てラリー戦になってる。

①であれば、あなたのサーブは非常に効果的で、的を絞られていない状況。

②では、あなたのサーブに対して、相手はそこまで恐れていない状況。
残りのポイントはラリー戦になっている。

③では、4ポイント全てラリー戦になるので、あなたのサーブは効果的ではなく、相手のリターン力は高い状況。
ストローク戦に自信があれば、問題ないですが、やはり①②よりもキープ率は低くなってしまう。

③であれば、②を目指す。
②であれば、①を目指すことで、確率的にキープ率は高くなります。

このように

段階的に考えることで、サーブがどれくらい効果的なのかが分かります。

効果的でない場合は、工夫や変化が必要です。

つまり
サービスゲームをキープするために『何をするべきなのか』が分かり、正しい判断ができるのです。

では、次に3つの流れについて考えていきましょう。

⭐️改善方法 3つの流れを考える

①流れを作り出す、生み出す!

②流れをキープする!

③持って行かれた流れを取り戻す!

①流れを作り出す、生み出す

当たり前ですが、流れを生み出すためにはポイントを取る必要はあります。

✅3球目攻撃を練習する

サーブで主導権を握り、帰ってきたボールを攻撃するのが3球目攻撃です。

サーブ(1球目)で相手を崩し、
相手が返球してきたリターン(2球目)をオープンコートにボレーもしくはストロークで決める(3球目)形があると、サービスゲームのキープ率は高くなります。

サーブ打ち、次のボールで相手を動かすことが成功のカギを握ります。
なので、ワイドサーブからドロップショット、スライスアプローチといったバリエーションがあると非常に武器になります。

②流れをキープする

3ポイント連取する。(ゲームを跨いでも良い)

✅ミスを誘う

ただ、ボールを打っても相手はミスをしてくれません。
かといって、より厳しいコースを狙うほど、こちらのミスが増えてしまいます。

・いつもより早いタイミングでボールを打つ(クイックサーブ)
・いつもより遅いボールを打つ
・同じフォームから、遅いボールを打つ

③持って行かれた流れを取り戻す

とにかく連続ポイントを取ることに集中する。

✅ファーストショットの精度をあげる

ポイント間の20秒を上手く使い、再現性や精度を高める

・気持ちの整理、落ち着き、呼吸の安定
・次のポイントの準備
・ルーティンの意識

⭐️さいごに

テニスは1ポイントに一喜一憂出来ません。

せっかく良いショットを持っていても、正しい判断と選択ができなければ、ポイントが取れてもゲームを取ることは難しくなります。

いかにポイントを連取して、良い流れを作るかが勝敗のカギになります。

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記事:井上馨