『青・ブルー系のラケットを買いたいけど、どれを選べばいいか分からない』
とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
また、様々なメーカーからラケットが販売されていて、どれにしようか迷ってしまいますよね。
ガットとは違い、ラケットは頻繁に買い替えるものではないので慎重に選びたいというところ。
そこで今回は『青・ブルー系のラケットのおすすめ人気3選』として、ご紹介します。さらに、ラケットの選び方や特徴について詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください!
ラケットの選び方
- ラケットフェース面の大きさ
- ラケットの重さ
- バランスポイント
- ラケットフレームの厚さ
- ストリングパターン
- グリップの太さ
① ラケットフェース面の大きさ
100 in²が標準
これよりも小さいとコントロール重視になり、スイートスポットという力が伝わる場所が小さくなります。振り抜きが良く、上級者向けになります。
大きいとパワー重視になり、スイートスポットは大きく、ボールは楽に飛びます。振り抜きよりもしっかりヒットすることを重視したプレーヤー向けになります。
② ラケットの重さ
| ラケットの重さ | 目安 | 主な層 |
|---|---|---|
| 軽量 | 260~280g | ジュニア・初心者向け |
| 標準 | 280~300g | 女性280g・男性300g |
| 重め | 305~320g以上 | 上級者向け |
③ バランスポイント
グリップエンドから何mmの位置に重心があるかで性能が変わります。
| 重さの位置 | 目安 | 主な層 |
|---|---|---|
| トップライト | 305~310mm | 操作性が良く、振り抜きやすい |
| 標準 | 315~320mm | バランスが良く、標準的 |
| トップヘビー | 325mm以上 | パワーが伝わりやすく、スイングの遠心力を活かしやすい |
「トップヘビー」が軽量ラケットに多い理由は、軽さで失われがちなパワーと安定性を補うためです。
ラケットは基本的に
重い → ボールに負けにくい・自然に飛ぶ
軽い → 振りやすいけど当たり負けしやすい
という性質があります。
そこで軽量モデルでは、重さを先端側に配分(トップヘビー)することで
振ったときの慣性(スイングウェイト)を確保
ボールに当たったときの押し負けを軽減
自然な飛びをプラス
しています。軽量ラケットにトップライトを採用すると
本当に軽すぎて頼りない
ボレーで面がブレやすい
そのため、バランスを先に寄せて“見かけの重量感”を出すわけです。
つまり
「軽いのに飛ぶ」設計を作るための工夫なのです。
しかし、特殊なタイプもあるため、確認しておく必要があります。
④ ラケットのフレームの厚み
| 厚み(性能) | 目安 | 主な層 |
|---|---|---|
| 薄ラケ(コントロール系) | 20~22mm | コントロール重視、上級者向け、しなり感によるホールド感 |
| 標準(オールラウンド) | 23~25mm | バランス重視、中~上級者向け、欠点が少ない |
| 厚ラケ(パワー系) | 26~28mm以上 | パワー重視、楽に飛ばしたい方向け、弾きが高い |
フレームの厚みは
ブリッジ付近(トップ)/中間部(メインフレーム)/グリップ寄り(スロート部)
の順で表示しています。
⑤ ストリングパターン
縦横の糸の本数により、性能が変わります。
16×19が標準(縦に16本、横に19本)
それよりも多い場合は、コントロール重視で飛びが控えめになります。少ない場合は、パワーが良く、スピンが良くかかります。本数が少ない分、耐久性が劣ります。
⑥ グリップサイズ
| サイズ | 太さの目安 | 主な層 |
|---|---|---|
| G1 | 細い | 女性・ジュニア・手の小さい方 |
| G2 | 標準 | 男性・女性 |
| G3 | 太い | 手の大きい方/握らなくても安定しやすい |
| G4 | かなり太い | 少なめの流通 |
[2026年]
青・ブルー系のラケット
おすすめ人気ランキング
今回ご紹介する機種は3つ。
その3つの全てが反発力に優れています。面ブレが少なく、安定性のあるラケットです。
更に、最新のテクノロジーによって、コントロール力も向上された人気モデル。
それぞれの特徴と3機種を比べた評価をしていき、どんなプレーヤーにオススメなのかを解説していきます。
Eゾーン(YONEX)
しなる柔らかさ
タッチ、コントロール重視
柔らかく軽やかな打球感が特徴。
優れた振動吸収性で、インパクト時の衝撃をしっかり和らげてくれます。ラケットのしなりを活かすことで、コントロール性と伸びのあるボールを両立できます。
身体への負担が気になる方にもオススメしやすい一本です。しなりを使いこなせるスイングをお持ちの方や、ソフトなフィーリングを求める方に特にフィットします。
自らのスイングでボールを操りたい方
しなりを活かした打球感を求めるプレーヤーにオススメ
反発力 ノビ◎
反発力は高め、程よくパワーアシスト。
スイングに自信のある方には飛距離調整しやすい。
ボールのノビが良く、威力に期待できる。
打球感 振動吸収性◎
柔らかく、衝撃が少ない。
しなり感があり、ホールド性がある。
振動吸収性に優れているので、少しでも身体に不安のある方にはオススメ。
スピン性能 フラットドライブ(伸びる)◎
スピン性能は適度にあり、フラットドライブを軸にしながらも回転の操作力はあります。
低〜中弾道で直線的な伸びに程よい回転が加わります。
サーブ バランス◯
バランスが良く、大きな欠点がない。
ボレー アシスト◎
アシスト力があり、タッチも良く、扱いやすい。
ボレーの安定感もあるのでオールラウンダーの方にオススメ。
合わないプレーヤー
- しなるラケットが苦手な方
- 硬いフィーリングを好む方・カチッとした打感が好きな方
- 弾きの良さを求める方・高いパワーアシストと弾き性能を求める方
Eゾーン 100
バランス型、初心者〜中級者
| 面の大きさ | 100 in² | 標準 |
| ラケットの重さ | 300g | 標準(男性) |
| フレームの厚み | 24.5/26.5/23.0mm | 厚ラケ(パワー系) |
| バランス | 320mm | 標準 |
| ストリングパターン | 16×19 | 標準 |
| グリップサイズ | G 1-3 | |
| 定価価格 | ¥ 41,800 (税込) |
Eゾーン 98
コントロール重視、中上級者
ハードスペックの『Eゾーン 98』については、他の2機種のハードスペック同士で比べると、取り回しが良く、扱いやすいタイプになります。バランスの位置がグリップ側で操作性があり、厚めのフレームでパワーがあるのでソフト&快適さ重視でボールを押し出すパワー感と柔らかいホールド感が強いです。ネットプレーが多いという方はEゾーン98がオススメです。
| 面の大きさ | 98in² | 小さめ |
| ラケットの重さ | 305g | 重め |
| フレームの厚み | 23.8/24.5/19.5(mm) | 標準/標準/薄め |
| バランス | 315mm | ややトップライト |
| ストリングパターン | 16×19(標準) | 標準 |
| グリップサイズ | G 2-3 | |
| 定価価格 | ¥ 41,800 (税込) |
Eゾーン 100L
パワー重視、初心者・女性・シニア向け
| 面の大きさ | 100 in² | 標準 |
| ラケットの重さ | 285g | 標準(女性) |
| フレームの厚み | 24.5-26.5-23.0mm | 厚ラケ |
| バランス | 325mm | トップヘビー |
| ストリングパターン | 16×19 | 標準 |
| グリップサイズ | G 0-2 | |
| 定価価格 | ¥ 41,800 (税込) |
ピュアドライブ(Bablat)
弾くシャープなフィーリング
飛ばす力、ショットスピード重視
軽く爽快感のある打球感。
高いパワーアシスト性能と軽快さが魅力です。少ない力でもしっかり飛ばしたい方やスピード感のあるプレー、攻撃的なショットを求める方にぴったりです。多少芯を外しても安定したショットが打てる、ミスに強くて扱いやすいラケット。
パワーアシストとショットスピードが欲しい方にオススメ
反発力 パワーアシスト◎
ボールの飛びが良く、威力やパワー系のショットをしっかりアシスト。
ショットスピードに期待ができる。
パワーに自信がない方でも楽に飛ばすことができる。
打球感 面安定◎
軽く、硬めの打球感で弾きが良い。 ※1
打ち応えよりも爽快感のあるシャープなフィーリング。
フレームがしっかりしているので面がブレない
(無理に振らなくても、面を作るだけで返球できる)
※1 「2025モデルでは、自然素材の フラックス(亜麻)繊維 を使った振動吸収システム NF²-Tech 2.0 を採用。以前のシリーズよりも打球感が柔らかく感じられます。」
スピン性能 フラットドライブ(伸びる)◎
弾きの良さを活かしたスピン性能。こすり上げるよりも、叩いた中に自然と回転がかかるタイプです。低〜中弾道で伸びのあるボールが打てます。
サーブ ショットスピード◎
初速が高く、キレのあるボールが打てるのが特徴。
ショットスピードに優れており、コースで崩すというよりも、威力で押し込む攻撃的なプレーをサポート。
ボレー 決定力◎
力強く押し込むボレーでは高い決定力を発揮し、ネット前でのフィニッシュ性能に優れたモデルです。一方で、柔らかなタッチや繊細な面コントロールを重視する方は、少し慣れが必要かもしれません。
合わないプレーヤー
- しなるラケットが好みの方
- 体に不安のある方(フレームが硬く、ボールを打った際の衝撃が振動として腕に伝わりやすい)
- コントロール重視
- ソフトな打球感、繊細なタッチを求める方
ピュアドライブ
バランス型、初心者〜中級者
Pure Drive は、パワーと打球感のバランスを備えたラケットをお探しのプレーヤーにおすすめです。
| 面の大きさ | 100 in² | 標準 |
| ラケットの重さ | 300g | 標準(男性) |
| フレームの厚み | 23-26-23mm | 厚ラケ(パワー系) |
| バランス | 320mm | 標準 |
| ストリングパターン | 16×19 | 標準 |
| グリップサイズ | G 1-4 | |
| 定価価格 | ¥ 38,500 (税込) |
ピュアドライブ 98
コントロール重視、中上級者
Pure Drive 98は、パワフルで精度の高いショットを可能にします。アグレッシブに攻める上級者におすすめのモデルです。
ハードスペックの『ピュアドライブ 98』については、他の2機種に比べ、コントロール性のある、しっかり系のタイプになります。16×20のストリングパターンは狙いやすさと精度が高いです。 重さがある中でトップヘビーなので威力にも期待できます。しっかり系でコントロールと安定性を両立したい方向けのラケットです。
| 面の大きさ | 98 in² | 標準 |
| ラケットの重さ | 305 g | やや重め(男性) |
| フレームの厚み | 21/23/22mm | 薄め/標準/薄め |
| バランス | 325 mm | トップヘビー |
| ストリングパターン | 16×20 | 細かめ コントロール寄り |
| グリップサイズ | G 1-4 | |
| 定価価格 | ¥ 41,800 (税込) |
ピュアドライブ TEAM
パワー重視、初心者・女性・シニア向け
Pure Drive Teamは、パワーを備えた、扱いやすい軽めのラケットをお探しのプレーヤー向けです。
| 面の大きさ | 100 in² | 標準 |
| ラケットの重さ | 285 g | 標準(女性) |
| フレームの厚み | 23/26/23 | 厚ラケ(パワー系) |
| バランス | 320 mm | 標準 |
| ストリングパターン | 16×19 | 標準 |
| グリップサイズ | G 1-3 | |
| 定価価格 | ¥ 38,500 (税込) |
ウルトラ(Wilson)
乗せて飛ばす扱いやすいフィーリング
パワーとコントロールのバランス重視
マイルドでクセのない打球感。
扱いやすく、バランスの良さが特長です。最新のテクノロジー(※1)により、スピン性能とコントロール力がUPされています。
強靭なフレーム剛性が生むパワフルな弾きと、繊細なタッチにも応えるコントロール性を両立。
Eゾーンの柔らかさとピュアドライブの爆発力を掛け合わせたような、バランスの取れた打球感を実現したウルトラ。
パワーとコントロールの両方が欲しいという方にオススメ
(※1)フレームの縦方向の柔軟性(縦しなり)が増し、スピンと安定性のバランス向上。また「Crush Zone」グロメットにより接触時間が伸び、快適さとパワーもアップ。
反発力 飛び◎
乗り感のある反発力で飛距離調整がしやすいタイプ。弾き一辺倒ではなく、押し出すようなパワーが特長です。初速よりもコート奥まで伸びるノビのある球質に期待できます。
打球感 ホールド感○
重めで柔らかな打球感。反発力が高いので、しっかりめのホールド感のある中で嫌な重さがなく、落ち着いたマイルド感のあるフィーリング。クセがなく、扱いやすさを求める方にオススメです。しかし、スイングに自信のない方には重さが負担になることが多いので振り遅れや疲労につながる可能性があります。
スピン性能 フラットドライブ(伸びる)◎
スピンアシストは控えめでフラットドライブ系。弾道は低〜中弾道で、直線的に伸びるボールが打ちやすいモデルです。自分のスイングでしっかり回転をかけたい方に向いています。
サーブ フラット○
低めの弾道で伸びるボールが持ち味。スピンよりもスライスで鋭いキレが出やすく、相手に差し込むショットが打ちやすいラケットです。パワーアシストは控えめですが、その分フラット系のショットでは狙ったコースに打ち分けやすく、打ち応えのあるフィーリングが楽しめます。
ボレー パンチ力◎
弾きが良く、ボールにしっかりとしたパワーを与えられるラケットです。面を合わせるだけでボールが楽に返る安定感があり、特にボレーでは頼もしさを感じられます。ただ、ドロップショットなどの繊細なタッチ系ショットはやや難しさがあります。ボレーで楽に決めたい方や反応系のプレーをサポートしてほしい方にオススメです。
合わないプレーヤー
- スイングに自信のない方
- スピンアシスト力を求める方・高い弾道を好む方
- 繊細なタッチを求める方
ウルトラ 100 V5
フレーム設計、カーボン構造等に改良を加え、前作同様のパワーと球持ち感の良さを維持。一方でフレームのしなりを強くすることで回転、コントロールもしやすくアップデート。圧倒的パワーでポイントを支配したいプレーヤーにぴったりな1本。
| 面の大きさ | 100 in² | 標準 |
| ラケットの重さ | 300g | 標準 |
| フレームの厚み | 24/26.5/24.5mm | 厚ラケ |
| バランス | 320 mm | 標準 |
| ストリングパターン | 16×19 | 標準 |
| グリップサイズ | G 1-3 | |
| 定価価格 | ¥37,840 (税込) |
ウルトラ プロ 99 V5
トップヘビーのバランスを採用することで高いパワー性能と同時にコントロール性能を実現。ベースラインからのショットを打つ際にもプレイヤー本来が持っているパワーをサポート。
ハードスペックの『ウルトラ プロ 99』については、他の2機種に比べ、硬くハードで手応えが強いタイプになります。16×18のストリングパターンでボールの乗りの良さと重さが出ます。スピン性能が高いところも魅力です。体力があり、厚い当たりでハードヒットする方にオススメです。
| 面の大きさ | 99in² | やや小さめ |
| ラケットの重さ | 305g | やや重め(男性) |
| フレームの厚み | 22/24/21 | 薄め/標準/薄め |
| バランス | 325mm | トップヘビー |
| ストリングパターン | 16×18 | 粗い スピン、コントロール寄り |
| グリップサイズ | G 2-3 | |
| 定価価格 | ¥37,840 (税込) |
ウルトラ 100L V5
| 面の大きさ | 100 in² | 標準 |
| ラケットの重さ | 280 g | 標準(女性) |
| フレームの厚み | 24/26.5/24.5mm | 厚ラケ(パワー系) |
| バランス | 325mm | トップヘビー |
| ストリングパターン | 16×19 | 標準 |
| グリップサイズ | G 1-2 | |
| 定価価格 | ¥37,840 (税込) |
まとめ
3機種の似ているは、パワーアシストがあり、ボールがよく飛ぶというところ
さらに、スピンアシストが控えめで低〜中弾道になりやすく、フラットドライブ系のノビに期待できます。
今回の3機種を分かりやすく、簡潔にまとめると
Eゾーン(YONEX) 包む系
しなる柔らかさ
タッチ、コントロール重視
柔らかく軽めの打球感で振動吸収性に優れています。スイングに自信があり、しなりを活かした打球感を求めるプレーヤーにフィットします。ボールをしっかりコントロールしたい方やラリーを丁寧に組み立てたいプレーヤーに向いています。
ピュアドライブ(Bablat) 弾く系
弾くシャープなフィーリング
飛ばす力、ショットスピード重視
高いパワーアシスト性能と軽快さが魅力です。少ない力でもしっかり飛ばしたい方やスピード感のあるプレーを求める方にぴったりです。
ウルトラ(Wilson) バランス系
乗せて飛ばす扱いやすいフィーリング
パワーとコントロールのバランス重視
マイルドな扱いやすさが特長です。Eゾーンとピュアドライブを足したようなフィーリングのウルトラ。パワーとコントロールのバランスを求める方にオススメです。
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最後まで、ご覧いただき、ありがとうございます!一人でも多くの方が健康で最高のテニスライフを過ごせる事を願っております。記事:井上馨


