こんにちは。いのうえです。
今回は、やわらかなタッチのパワーストリング『シンガットフォース(Babolat)』を説明/評価・インプレしていきます!!
✅本記事の信頼性
⭐️19歳からテニスコーチをはじめ、デ杯[男子国別対抗戦]直前に実施される男子日本代表合宿に、過去数度参加経験のあるコーチから学んだスキルや技術を生かし、数多くのレッスンを担当経験。25歳からテニス専門店で道具を学び、一人一人お客様に合った商品を提供。
⭐️説明
[品名]
シンガットフォース(旧パワジー)
[メーカー]
Babolat
[素材]
ナイロン
[構造]
モノフィラメント
[ゲージ種類]
1.30mm
[カラー]
ナチュラル
[定価価格]
単張り-¥ 2,300+税
シンガットフォースは、素材にポリアミドを採用している、柔らかい打球感のナイロンモノフィラメントです!
スイングスピードにより、受ける感覚が変わります!
アスタリスタ(TOALSON)によく似ているストリングになります!!
⭐️評価 モノフィラメントとしての性能
[ シンガットフォース1.30mm ]
伸縮性 ★★★☆☆ 評価 3
・モノフィラメントの中では、標準の伸縮性(テンション維持)
反発力 ★★★☆☆ 評価 3
・ストリングがたわみ、ゆったりと飛ぶ感じ。弾きよりは、マルチフィラメントに近い反発性です!
打球感 ★★★★☆ 評価 4
・もっちり感
・ホールド感が高い
・スイングスピードがゆっくりだとより柔らかく、速いとややしっかり感が出る!
スピン性能 ★★★☆☆ 評価 3
・モノフィラメントの中では、標準になります!
・柔らかい分、少しかかるかなという印象です!
耐久性 ★★☆☆☆ 評価 2
・打感は良いが耐久性は低くなります!
総括 ★15個/25
アスタリスタと同様に、
性能としては、全てのショットに対して、『可もなく不可もなく』と言う印象を強く受けます!
大きな欠点はないが、大きな利点もない、とてもバランスが良いストリング!
アスタリスタと比較をすると、スイングスピードがゆっくりだと、より柔らかい打球感になるので、ボレーのタッチ系のショットをコントロールしやすくなります!!
『アスタリスタ』→ストロークがメイン。決めるボレー!
『シンガットフォース』→ボレーも頻繁に参加するタッチ系でコントロール!
デメリット
・ゲージが130しかない。
・耐久性が低い。
・モノフィラメントなのに柔らかく良くたわむので、それを硬く、重く感じてしまう方もいる。
・中級者以上の方には、物足りなさを感じてしまうようなバランス設定なので、大きなデメリットもなければ、大きなメリットもないことがデメリットなのかな、という印象です。
⭐️おすすめしたいプレーヤー
初心者/新入部員/ジュニア/一般初級/中級者向け モデル
✅これからテニスを始めるのに、どのストリングが良いのか分からない、という方!
✅正直、ストリングにそこまでこだわりは無く、コストが低くて普通な感じがいい!
✅ストロークよりボレーの方が好き!
✅ハードヒットするというよりは、ゆっくりスイングをしてコントロールしていきたい!
こんなプレーヤーにおすすめの商品になります(^^)
オーソドックスなモノフィラメントとして、初めてストリングを張る方には、基準になりやすいので、とてもオススメのストリングです。
その後のプレイスタイルの確立や、ご要望が出てきた時に比較しやすく、良い基準になるので、次のストリング移行しやすいのがとてもメリットになります!!
⭐️合わせて読みたい
シンガットフォースに似ているストリング インプレ
・アスタリスタ(TOALSON)1.30mm
https://blp-blog.com/string-impression4/
人気のあるストリング インプレ
・AKPRO16(GOSEN)
https://blp-blog.com/string-impression3/
・アイコニック スピード1.30mm(DUNLOP)
https://blp-blog.com/string-impression8/
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございます!
一人でも多くの方が健康で最高のテニスライフを過ごせる事を願っております。
記事:井上馨