エクストリームツアー 2020 (HEAD)/ 『説明/評価・インプレ』/ マッテオ・ベレッティーニ選手使用ラケット

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こんにちは。いのうえです。
今回は2020年夏に発売されたHEADの新作ラケットにして、新作モデルとなる『エクストリーム・ツアー』についてのインプレッション記事になります。
是非、ご参考にして頂ければと思います。

✅本記事の信頼性

⭐️19歳からテニスコーチをはじめ、デ杯[男子国別対抗戦]直前に実施される男子日本代表合宿に、過去数度参加経験のあるコーチから学んだスキルや技術を生かし、数多くのレッスンを担当経験。25歳からテニス専門店で道具を学び、一人一人お客様に合った商品を提供。

⭐️ 説明

品名:エクストリームツアー
メーカー:HAED
フレーム形状:ラウンド
面の大きさ:98インチ
重さ:305g
バランス :315mm
フレーム厚:22/23/21mm
ストリングパターン:16×19
長さ:27インチ
グリップサイズ:1〜5
テクノロジー:グラフィン360+
価格:¥34,000+税

⭐️評価 

反発力 ★★★★☆ 4

程よく食いつき感があり、程よいボールの飛び。
ストリングの、たわみ感から勢いよく弾き出される。

打球感  ★★★★☆ 4

しっかりめの打球感だけど、硬さはあまり感じませんでした。
ボールを潰している感覚は少ない。
しかし、コントロールしやすいホールド感があります。

振り抜き感 ★★★★★ 5

とても振り抜きやすい。305gを感じさせない振り抜き感。
ラケットの重さで、飛ばしていくという感じではない。スイングをしていく中で、その調整がしやすく、返球率は上がる。

コントロール性 ★★★★☆ 4

コントロール力は高め。パワーロスが少ない感じ。しかし、薄い当たりだとボールが飛び過ぎてしまう印象。スイートスポットは広く感じます。

特にグリップが『厚め』のプレイヤーは「コントロールしやすい=これは良い感覚」と思えるラケットだと思います。

スピン性能  ★★★★☆ 4

ストリングが良く動き、ひっかかり感がある。しかし、回転がものすごくかかるという感じではない。

回転量を操作しやすいラケット。
フラットドライブのように、より直線的なイメージで打ちたい時、回転量を上げて山なりの軌道を打ちたい時。こういったボールの軌道を意思通りにコントロールしやすい、という印象。

個人的に、フェース面のやや先端でとらえたときの回転力は大満足でした。

総括 21/25

フレームはラウンド形状ですが、球離れはそこまで早くなく、打感はしっかりしている。しなり感はなく、振り抜き感は抜群に良い。合わせていくというよりも、しっかりスイングしていく中で、回転操作がしやすい。

サーブ』に関しては、振り抜きが良いので、フラット系のサーブよりは回転系のサーブのがしっくりきます。やや先端で当てると回転が良くかかる。

ボレー』に関しては、非常に面がブレにくいので、コントロールしやすい、操作しやすい。思ったところにラケットがすんなり出てきてくれる印象。

デメリット

個人的に思う、合わないプレイスタイル

・ストロークでは、グリップが薄めのフラット系。
・スイングは、ゆっくりめで合わせていくタイプ

⭐️おすすめしたいプレーヤー

高校生/大学生/一般中級以上

✅ストロークでは、しっかりスイングをしていく

✅回転を自らの意思で操作していきたい

✅回転をかけ、堅実で確率重視(プレイスメント思考)

✅オールラウンダー

✅振り抜きの良さから片手シングルバックハンドが打ちやすい(振り抜きやすい)

こんなプレーヤーにおすすめのラケットです(^^)

⭐️まとめ

・反発力高め。
・打感はしっかり。
・振り抜きが良い。
・スイートスポット広めで、コントロールしやすい。
・回転操作しやすい。

面ブレが少ない安定感。
・スイングをしていくプレイヤー向け。

欠点が少なく、シンプルに扱いやすいラケットです。
このラケットの一番の特徴は『振り抜きの良さ』だと感じました。
スイングをしっかりしていきたいプレイヤーには打って付けのラケットです。

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最後まで、ご覧いただき、ありがとうございます!一人でも多くの方が健康で最高のテニスライフを過ごせる事を願っております。

記事:井上馨

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