CX200(2021)[DUNLOP]/『説明・評価・インプレ』

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こんにちは。いのうえです。
今回はダンロップのラケット『CX200(2021)について、説明、インプレ、評価していきます!

本記事の信頼性

19歳からテニスコーチをはじめ、デ杯[男子国別対抗戦]直前に実施される男子日本代表合宿に、過去数度参加経験のあるコーチから学んだスキルや技術を生かし、数多くのレッスンを担当経験。25歳からテニス専門店で道具を学び、一人一人お客様に合った商品を提供。

⭐️ インプレ・説明

✅コンセプト
『ゲームを思い通りにコントロールするために』誰でも簡単にコントロールしやすいラケット

[品名]
CX200(2021)
[メーカー]
DONLOP(ダンロップ)
[フレーム形状]
ボックス
[面の大きさ]
98インチ
[重さ]
305g
[バランス]
315mm
[フレーム厚]
21.5mm
[ストリングパターン]
16×19
[長さ]
27インチ
[素材]
グラファイト、高弾性グラファイト、高反発ウレタン、制振ゴム
[定価価格]
¥33,000+税

テクノロジー

シャフト部『フレックスブースター』
→カーボンのシート層の中に制振ゴムを追加。柔らかいのに振動と面ブレを抑え、振り抜きが良くなる。

フレームトップ『ソニックコア・インフィナジー』
→フレームの重さ10g重くしたものと同等のパワーを得られる。

『パワーグリッド・ストリングテック」
→従来通りのマス目の広さを設けながら、先端のスイートエリアを広げる。

⭐️評価 インプレ 

反発力 ★★★★☆ 4

球持ちが良く、インパクトから飛び出て行く感覚が強いのに、コートにしっかりと収まる。押していいけるような感覚でバウンド後に非常に伸びていく感覚があります。弾き感じは低いです。

打球感  ★★★★★ 5

ホールド感が高く、ボックス形状らしさのある球持ち感としっかりとしつつ柔らかい打球感。はっきりとした感覚。

スピン性能  ★★★☆☆ 3

フラットドライブ系のスピン性能。引っ掛かり感はあまりなく、弾道が上がりやすいラケットではないが、ホールド感が高い分、回転量は調節しやすい。

ストロークでのスライスショットの乗りが良くコントロールしやすい。体重を乗せて打った時の『伸びる』スライスの精度はかなり高かったです。

サーブ ★★★★☆ 4

フラット系のサーブの伸びが良かったです。コントロール性も高い。
回転系はスピンよりスライスの方が良くキレます。

ボレー ★★★★★ 5

非常に面がブレにくいので、飛びすぎないのでコントロールしやすい。
ボレーに自信がないプレーヤーもストリングと張り上げるテンションを工夫すれば、全く問題ないと感じます。ホールド感が高いので、とても操作しやすく回転系もコントロールしやすい。
パンチを効かせた時のボールの伸びはかなり良かったです。

総括 21/25

球持ちが良く、しなり感があることでボールがよく伸び、威力が出ます。はっきりとした打球感の中で、柔らかさがあり、嫌な硬さがない。
しなり感がるのに面がブレないので安心感が高く、非常に高いコントロール性。ボックス形状らしい振り抜き感。 

やや低めの弾道を好み、フラットドライブ系のストロークで高いコントロール性を求めるプレーヤーにオススメです。
個人的には、柔らかさを残しつつ、もう少し引っかかる感じが欲しいので、ナチュラルストリングとポリ系(多角形)のハイブリッドとの相性が、かなり良さそうに感じます。

デメリット 合わないプレーヤー

・引っ掛かり感が低く高弾道を出しにくい
グリグリ系のスピナー+強烈なスピンサーブ多用のプレーヤー


・弾き感が低い
球離れのスピード、強い弾き感を求めるプレーヤー。

⭐️おすすめしたいプレーヤー

高校生/大学生/一般中級以上

✅大会に積極的に参加する競技者向け

✅フラットドライブ系プレーヤー

✅オールラウンダー

✅コントロール性を求める。

✅球持ち、乗る感覚が欲しい。

✅ボールの伸びや威力を求める。

こんなプレーヤーにおすすめのラケットです(^^)

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最後まで、ご覧いただき、ありがとうございます!一人でも多くの方が健康で最高のテニスライフを過ごせる事を願っております。

記事:井上馨

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