どっちを選ぶ?RPMブラストとマッハ10を比較 /人気の多角形ガットの違い

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RPMブラストなら、試合で重いスピンをかけることも、試合を最大限コントロールすることも可能です。ラケットを大きく振り抜いてフルストロークを打つときに、RPMブラストは、評判通り素晴らしいパフォーマンスを発揮します。優勝者を破ったり、ドライブのかかったパスショットを打ったり、これまでに見たこともない角度で打ったりすることができます。
RPMブラスト

「つかむインパクト」と「ポリエステル系らしいパワー」が両立。
多くのポリユーザーが夢見てきた「究極バランス」が完成!
MACH-10


攻撃的なプレースタイルに合いやすいRPMブラスト
多角形でスピンアシストがあり、強気なショットを表現しやすく、攻撃力の高い人気のガットです。

同じ多角形ガットのスピン性能もあるマッハ10は爽快感のある打球感があります。
タッチはナイロンのようなマイルドさがあり、ネットプレーもしやすいです。

両者とも、タッチで変わる打球感があり、クセが強めなフィーリング。
そんな似た部分があるRPMブラストマッハ10を比較します。

どっち選べばいいか分からないという方のお悩みを解決します。

本記事では、両者の基本情報から、性能面の違いまでを詳しく解説します。
まず、スペック比較と特徴を確認し、それぞれの性能面の違いを比較します。
さらに、どちらのガットを選ぶべきかについて、デメリットや向いているプレーヤーを考察し、オススメの選択肢を提案します。ぜひご参考にして下さい。

スペック比較
基本情報

RPMブラスト(Babolat)

素材ポリエステル
断面8角形
ゲージ種類1.20mm
1.25mm
1.30mm
1.35mm
カラーブラック
定価価格¥3,190(税込 )
(200mロール) ¥ 41,800(税込

マッハ10(SOLINCO)

素材CO-ポリエステル
断面5角形
ゲージ種1.15mm 1.20mm 1.25mm 1.30mm
カラーセルリアンブルー
定価価格¥3,190(税込) ロール-¥39,600(税込)

性能面の違いと比較

反発力


RPMブラストマッハ10
飛び
弾き
ノビ
パワーアシスト

掴んで飛ばせる反発力ならRPMブラスト
しっかりしたパワーアシストを求めるならマッハ10

どちらもショットスピードが出やすい反発力があります。

RPMブラストスイングに自信がある方にオススメです。
厚く当てた時には掴んでからのボールの飛び出しが良く、コントロールしやすい反発力です。
ただ、薄いタッチだと硬さが目立ち、飛びや弾きが控えめに感じます。

マッハ10は、パワーアシストのある反発力です。
厚く当てた時ほど、パワーアシストが増して飛び出ていく感覚が強くなります。
ハードヒッターの方には飛びすぎてしまうアシスト感がありますが、パワーに自信がない方、球威を求める方にオススメです。

打球感


RPMブラストマッハ10
ホールド感/球持ち
打ち応え
振動吸収性
テンション維持

打ち応えを求めるハードヒッターの方にはRPMブラスト
あっさり爽快感求める方にはマッハ10

どちらもタッチで変わる打球感があります。

RPMブラストは厚く当てた時は重めで柔らかく、薄いタッチではシャープで硬さが目立ちます。
手に伝わる打球感がしっかりしていて打ち応えがあります。
なので、ボールをしっかり潰して打つ方に好まれやすいです。
振れば振るほど、味の出るフィーリング。
振動吸収性は控えめですが、ハードヒッターや体力に自信のある方にオススメです。

マッハ10は厚い当たりでシャープに、薄い当たりでナイロン・モノのようなマイルド感が出ます。
ブラストとは、真逆のイメージです。
ブラストよりも打ち応えは劣りますが、振動吸収性が良く身体に負担がかかりにくいです。
あっさりした爽快感を求めるならマッハ10がオススメです。

スピン性能


RPMブラストマッハ10
引っ掛かり(スピンアシスト)
トップスピン(跳ねる)
フラットドライブ(伸びる)
スライス(下回転)

飛距離の微調整を求めるならRPMブラスト
あっさり弾かせるスピン性能ならマッハ10

どちらもフラットドライブ系のスピン性能を求める方にオススメです。

RPMブラストの方が引っ掛かり感がしっかりあるので、回転をかけた時の飛距離の微調整がしやすいです。
コントロールのしやすさ、回転量の調整のしやすさを求めるならブラストがオススメです。
ただ、スライスは弾きが強めに出ます。
守備的な繋ぐようなスライスを好む方には合わないかもしれません。

マッハ10は引っ掛かり感は控えめですが、不思議と高さは出しやすいです。
回転をかけるのが得意な方には問題ないスピン性能と言えます。
グッと掴んでスピンをかけると言うより、あっさり弾かせてスピンがかかるイメージです。
スライスはマイルドさが出てコントロールしやすいフィーリングがあります。

サーブ


RPMブラストマッハ10
フラット
スライス
スピン
ショットスピード

回転のかけやすさならRPMブラスト
強弱を打ち分けるならマッハ10

どちらもキレとショットスピードに期待できます。

ブラストの方が回転のかけやすさがあります。
特にスライスサーブのキレが出やすいです。
ストローク同様に振れば振るほど、味が出てくるので、毎回しっかり振り抜いて打ち抜くような方にオススメです。

マッハ10は球威のアシスト感があります。
強めに当てた時のアシスト感と抑えた時のマイルド感がハッキリしています。
なので、強弱を表現しやすいので緩急を上手くつけやすいです。

ボレー


RPMブラストマッハ10
決定力(スイング)
タッチ(コントロール)
パンチ力(弾き)
アシスト(当てる)

強気なボレーならRPMブラスト
バランス性や扱いやすさを求めるならマッハ10

RPMブラストパンチ力に期待できます
弾きが良く、アシスト力もあります。
繊細なタッチを求めてしまうと難しいですが、ボールに勢いを出しやすいので決定力の高いボレーやスマッシュに期待できます。

マッハ10の方が楽に飛んでくれるイメージでアシスト力があります
ナイロン・モノのような柔らかいタッチでゆったりとした飛び感です。マッハ10の方がバランスが良く、扱いやすさがあります。


まとめと結論

RPMブラストとマッハ10の違い
メリット・デメリット

RPMブラストマッハ10
パワーアシスト◎👑
打ち応え◯👑
振動吸収性◯👑
引っ掛かり(スピンアシスト)◯👑
スライス(下回転)◯👑
スライス(サーブ)◎👑
ショットスピード◎👑
決定力(ボレー)◎👑
タッチ(ボレー)◯👑
パンチ力(ボレー)◎👑
アシスト(ボレー)◎👑

RPMブラスト

RPMブラストはマッハ10よりも打ち応えと引っ掛かり感があります。
なので、厚めにボールを打つ方やハードヒットする方にオススメです。
スイングに自信があり、ガンガン振り抜いていきたい方に合っています。
厚く当てた時の回転のかけやすさはブラストの方が高く評価できます。

振るほど味が出るガットで守備的なプレーよりも攻撃的なプレースタイルにバッチリ合います。
タッチ系のショットやボレーは繊細さを求めるよりも、強気なボレーで攻める方にオススメです。

  • 掴んで飛び出る反発力
  • スイングに自信がある
  • 攻撃力が欲しい
  • 打ち応えのある打球感
  • 身体や体力に自信がある
  • スピンアシスト力を求める
  • スピン系のショットが多い
  • ネット前での決定力が欲しい
  • 低〜高弾道

そんな方にオススメです。

マッハ10と性能比較


性能面プレースタイル・特徴
反発力掴んで飛ばせる反発力ハードヒッター、攻めるのが好き
打球感打ち応えがあり、手に伝わる感覚がある、タッチで変わる打球感スイング、パワーに自信がある、ボールを潰して打つ、厚い当たりで柔らかくなる
スピン性能回転をかけやすい、スピンアシスト力回転量を調整しやすい、ストローカー
サーブ回転をかけやすいスライス系◎
ボレー弾きが良い、パンチ力がある強気なボレー

マッハ10

マッハ10はRPMブラストよりもパワーアシストと振動吸収性が優れています。
爽快感があり、楽に球威が出ます。
アシスト感があるので、守備力にも期待できます。
厚いタッチでシャープさが強くなり、薄いタッチではナイロン・モノのようなマイルドさがあります。独特な打球感でクセがある部分少しデメリットといえます。

パワーに自信がない方やカウンターが得意な方、アシスト感を求める方にオススメです。
タッチ系のショットは繊細さがあるのでネットにも多く出るプレーヤーの方にもオススメしやすいガットです。

  • パワーに自信がない
  • 全体的なアシスト感が欲しい
  • あっさりした打球感で球威が欲しい
  • 多角形ポリ入門向け
  • スピンをかけるのが得意
  • ネットにも多く出るオールラウンダー
  • 低〜高弾道

そんな方にオススメです。

RPMブラストと性能比較


性能面プレースタイル・特徴
反発力しっかりパワーアシスト、タッチで変わる反発力パワーに自信がない、球威が出る
打球感タッチで変わる打球感、手応えがないクセのある打球感、あっさりした爽快感とナイロンようのマイルドさ
スピン性能あっさりした弾き出るスピン性能、キレが出る低〜高弾道、スピンをかけるのが得意
サーブショットスピード出る、回転がかかる緩急をつけやすい、調整力がある、球威が出る
ボレーしっかりアシスト、バランスが良い楽に飛ぶ、安定感がある

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記事:井上馨